7月30日 ホテルのプールは可愛い友達で一杯。(更新遅くてご免なちゃい)
将来、水泳選手を目指すあたいにとって、今日は記念すべき1日となる。
そう、プール・デビュー!
この日の為に、ママはプール用オムツを3枚買ってくれたの。
途中でトイレに行きたくなっても大丈夫。漏れないギャザー付きなのさ。
←気合満々よ!
先ずは足の届く所でおっかなびっくり、水に慣れるのだわさ。
心臓から遠い所より、じわじわ冷やしていくのさ。
肩紐外れて、おっぱいが見えそうになってるけど構っちゃいられない。一寸緊張してたのさ。
ズン・ズン・ズズ〜ン。
茉莉ぽんが言葉少なにチャポチャポしている時に、ジャングルから餌を求めて
キング・ギドラ・・・・・・の子供が現れた!
首を偉そうに反らせて、何やら危険な匂いを身にまとっている。
そして、彼の視線は、紛れも無く茉莉ポンに向けられているのであった!どうなる、茉莉ポン!
茉莉ぽんは丸きり気付いていない、ピーンチ!
キング・ギドラさん!茉莉ポンは未だ1歳4ヶ月なんだ。どうか見逃してやってくれ!
代わりにプール・サイドで昼寝している晴子(30+○歳で脂身が多いけど)はどうだ。
え?私は34歳で毛むくじゃらで、髭も剃ってないし、体前屈もろくに出来ないほど
身体は硬いし・・・・と、もごもご言っている内にもキング・ギドラ(の子供)は、一歩一歩
茉莉ポンに近づいている。
茉莉ポン、今や片方の紐どころか、上半身露にしてセクシーな背中を惜しみげも無く
見せ付けている。嗚呼、そのセクシーさ故に彼女は不幸を招いたのか?否、来年も
着れるようにと大き目の水着を購入さしめた我が家の家計に罪が有るのか?
お父さんもお母さんもキング・ギドラを前にして恐怖の余り足が動かない。
茉莉ポン絶体絶命!
(キングギドラ)何おめえ、さっきからごちゃごちゃ言ってんだ?
俺様の狩りを邪魔すんじゃねぇ。
先ずは、お前から食っちゃうぞ!
やばい!彼の標的はお父さんに向けられた。
それが父の我が子を守るために捧げられた麗しい行動かどうかは兎も角、
キング・ギドラ(・・・の子供)の標的は、確かにお父さんに向けられたのである。
その時、お父さんの頭を34年間の思い出が走馬灯の様に駆け抜けた!
呑気に写真撮影をしている場合ではなぁいのである!
逃げろ〜〜〜!!
茉莉ポンはポルシェ911ターボ(一人乗り)に飛び乗り、お父さんは「俺を置いてかないでくれ〜!」と
必死な形相(笑)で後を追いかけていく。
茉莉ポン、圧倒的パワーを誇るポルシェに振り落とされないようにか、
肩に力が。心なしか緊張気味な顔でもある。
つまり、楽しんでいるのはお父さんだけ。
(茉莉)お母ちゃん、もう疲れたよ。何でこんなしんどい思いして
水泳の練習しないといけないの?
滅多に愚痴を言わない茉莉も、晴子ママのスパルタ教育についつい弱音が出てしまう。
頑張れ!茉莉ぽん、皆が君を応援している。
後5メ−トル泳いだら、アイスクリーム食べようね。
苦しかった練習も終った。
スパルタ教育のママからも解放されて、茉莉ポン心ウキウキ。
後はお待ちかねのアイスクリームと来れば、得意のステップも出ようというもの。
そう、茉莉の本当の夢はミュージカル女優になることなの。
目指せ、宝塚!
7月29日晩 日本食レストランで鶴を折る
久しく目にすることも無くなった折り紙が、各テーブルに配されている。
置かれていたのは麒麟だが、クラッシャー茉莉ぽんが
ぐしゃぐしゃにしちゃったので、店員に気付かれない様こっそりと修復する。
無論、麒麟の折り方なぞ知らないので、誰もが小学生の頃に
折ったことのある鶴を折る。しかぁし!・・・・・・その鶴の折り方さえ
忘れている晴子。真剣な顔付きながら結局完成出来ず。
仕方ないから、茉莉の2倍位大きい手のお父さんが代わりに折ってやる。
お母さん、又一つお父さんにかなわない物が露見してしまったな。
お母ちゃん、もう良いよ。帰ろうよ、と心配する茉莉→
ほうら、出来たわよ。(でも実際に折ったのはお父さん。そう、お前は何時も良い所取り。)
おら、実は田舎の生まれだ。(一寸語尾上げる)
<----皆、とっくに知ってるって。
おっかぁは何時も言ってただ。
お米作るのには八十八の手間が掛かってるんだ、と。
おらの家、兄弟が一杯居たからおかず少なかったけど、ご飯は何時も腹一杯食べてただ。
毎日、お米2升炊いても足りなくなってただ。
おら、御飯、何杯も何杯もおお代わりしたけんど、そん時お茶碗に一粒でもご飯粒が
付いてたら、おっかぁは絶対ご飯よそってくれなかっただ。
お米に対する感謝の気持ちが足りない!って怒られただ。
マレーシアのご飯、お米が悪いのか、或いは炊き方が下手なのか、
確かに器にひっついて取り難い。
しかも、旅の疲れか、体調の悪さか、食欲少ないのは判る。
しかぁし!これは許せん!
誰が何と言おうが、”三つ子の魂百までも”。黙っては居られない。
かくして、マレーシアくんだり迄来て、クドクドと説教は続くので有った。
7月29日 街に行く。
ホテルのバスで街へ行く。一人RM25.- (\750.-)
何か高い気がするけど、ホテルのフロントでTaxi頼んだら
RM150.-払わねばならない、というのでバスを選ぶ。
ホテルから40分程かかって到着した島一番の中心都市、クアタウン。
先ずは、昼飯だ、と思うのだが、「冷房の効いた綺麗なお店」という
晴子のrequestに応えうる所がない。
30度超の街を、赤子と妊婦を含む石村家は彷徨い歩く。
海岸通り。茉莉は憮然とした表情。
結局、クアタウンでの昼食を諦め、バンタイ・チェナンへと移動する事とする。
taxiを捕まえ、値段を聞くとRM15.-(\450.-)
メーターも付いていないから、交渉せねばならないのだろう。
何か、高い気がするけど茉莉ちゃんが熱射病にならぬ内に、手を打つ。
乗って程なくShowerが始まった。大粒の雨。
ぐずぐず交渉しなくて良かった・・・。
さて、目的地は晴子の友人、永石夫人よりお勧めがあったBon Ton。
田んぼの真ん中にある宿泊施設、ショップも兼ね備えたお洒落でシックなお店。
コンセプトはやはり木の香りと、骨董品の様な家具。
壁は無く、風が吹きさらす。冷房が効いているところでないと嫌、とごねていた晴子も
実際日陰で座ると、暑さはそう苦にならない事気付く。
お店の中を茉莉同様、我が物顔で歩き回る猫ちゃんと
第一次接近遭遇。へっぴり腰で「良い子良い子」にトライ!
降り続くスコールにも疲れ、タクシーを呼んで貰いホテルへ戻る。
料金RM40.-。ホテルのバスより安いぢゃないの。
因みに貸切だとどれ位の料金なの?と聞くと、
3時間 = RM70. 以降1時間毎にRM20.-/hourとの事。
そんで片道40分の道のりが何でRM40.-なの?
何かしっくり来ないなぁ、と思いつつ運転手さんの携帯電話番号を
教えてもらい帰途に着く。
結局、昼ごはん食べに外出した様なもんか・・・。
7月28日の夕食 ジャングルの中のGu Lai
House.
暗いジャングルを抜けて、ぽっかり現れるお洒落なレストラン。
おお、これぞリゾート。
夜も更けて、毎週日曜にはマレーシアン・ダンスのショーが有るんだとか。
でも茉莉ぽんの為に、ショーも見れない奥座敷に座る石村家であった。
これがその奥座敷。
カップルが愛を語らうには絶好の雰囲気なのだろうが・・・。
向こうでダンスのドンドコ・ドンドコという音が聞こえる。
興味をそそられるなぁ。
暑いからビールは旨いです。
疲れたのか、早々にお眠に入る茉莉ぽん。
隙だらけぢゃ。
むちむちの脚が美味しそう。
三角肘枕付き座布団でお休み。
7月28日〜8月1日 夏休みだよ、Lankawiの旅。Vol.1
もう取っちゃいました、夏休み。年に一度(?)の息抜きの意味よりも
かみさん孝行の意味合いが強くなってきた毎年の行事。
お腹も日に日に出てきているお母さん、早く行かないと飛行機に
乗れなくなっちゃう、という事で、今年彼女が選んだのはランカウィ。
タイとマレーシアの国境に近いリゾート地でした。
ホテルは、お母さんの友人お勧め、The Andaman。
それはそれは落ち着いた、大人のリゾートホテル。
2年前に行ったプーケットのChediよりも、お金を掛けた落ち着いた風情。
例によって、お母さんは「私の選んだホテルは外れが無いなぁ。」と
自慢をしている。はいはい、そんで私がお金払えば良いんでしょ。
ランカウィ空港に到着して、Baby Carが届いていない、というハプニングが有り、
迎えの車、並びに同ホテルへ向かう旅行客を待たせてしまうという幸先悪いスタートで
旅は始まった。空港よりホテルまでの道中40分間、居心地の悪い思いをしていたのは
お父さん一人で、茉莉ぽんはお母さんとはしゃいでいる。
この島は、亜熱帯気候下、ジャングルに手を入れたリゾート地って印象。
ホテルは、道から若干離れた所に有り、金持ちの隠れ家って雰囲気である。
晴子は感動して、はしゃいでいる。うん、お父さんの趣味にも結構合っている。
こりゃ、ゆっくり出来そうだ。
車が到着するロータリーよりロビー迄続く入り口。
自然と調和する木目を貴重に、ゆったりとした空間の取り方。
自然光を利用し、人工照明は極力控えている。
う〜ん、シックだなぁ。
ロビーの風景。
光の量が足らないので、デジタル画像に色補正をせねばならない。
高い天井、木の色目、つまり茶色を軸とした家具・そして床の大理石。
香港の無機質な現代建築(?)とは正反対の世界。
「この統一感、センス良いよねぇ。」とかみさんと感心する。当たり前か。向こうはプロだ。
大理石の廊下を歩いて部屋に向かう。
人気が少ない。
ランカウイ島の中では最高ランク(晴子曰くのホテルという割には
団体日本人観光客が見当たらない。
そういう営業をしていないホテルなんだろうか?
ま、ショッピングや飲食を目当てにしてたら、確かに余りにも寂しい地区ではある。
自然以外にはほんま、何も無い・・・。
ロビーでお決まりの撮影。俺たちゃ、完全なおのぼりさんモード。
ホテルのまん前に大きく広がるプール。
広い!その周りで日光浴をし、カクテルを楽しむ。
ジャングルの中にひっそりとたたずむ隠れ家って感じか。
プールは縦長に広がり、そこからビーチへと続くのです。
翌日、クアラルンプール経由届いたbaby carに乗って。
隣接しているホテルのプライベート・ビーチに。
白砂のビーチ。人は居ない。
貸切状態だ。
石も貝殻も無い。
お母さん、趣味の貝殻拾いが出来そうも無い。残念。
波の音と野生動物の泣き声が聞こえる・・・。
6月23日
Wing家の新しく生まれた双子姉妹と共に。嬉しそうだね。
1年前はこんなだったんだよ、茉莉。もう大分前の事みたいだけど。。