山中湖 with 島家
パソコン通信に調子が悪く又もや更新が延びた。
Vurisかと思い、Windows XpをInstallし直し、Hard
Diskを入れ替え、LAN cableも
入れ替え、漸く原因がわかった。Hubだった。
昨日Hubを購入し漸く治った。
明日から出張なので説明文は後日という事で(え?別に要らん?)、島家が連れて行ってくれた
茉莉の誕生日のお祝いに、と連れて行ってくれた山中湖別荘への旅行スナップのみ。取り敢えず
アップロードしておく。
連休は5日まで神戸へ居るので、その後の補足は6日以降となる模様。(5月6日とは限らない)
島 夫妻には本当に感謝、だ。茉莉の大大大好きな苺狩りが本ツアーには組み込まれていた。
苺農園のビニルハウスの中で熟している真っ赤な果実を?ぎ取り、練乳に付けて食べるその美味しさよ。
嗚呼、都会育ちの茉莉と嶺、如何な美味しい苺のご馳走を此れ迄してくれてきた、と言えど
この美味しさに比べると不利であることはは否めない。自然と触れ合う機会でも有り、best
choiceだ!
City boyである嶺もほっぺた赤くして、田舎者のアイデンテティが滲み出している。
(ちなみに苺の名前も「紅ほっぺ」)
何処と無く川之江のおばあちゃんに顔が似ている。
すぐお金の事書いて、と嫌らしいが、入園料は900円。嶺のみが500円。
900円分苺を食べる、と言うと結構な数である。10個以上食べないと駄目。
何事も過ぎたるは駄目で、好きだからといって余り食べ過ぎると次からそんなに
好きではなくなっちゃうのである。(例えば、父は昔海老が大好きだった。でも或る日
長兄が海老をバケツ一杯買ってきて、それを腹一杯食べたら食中毒になった。
それ以来、海老アレルギーになっちゃった。)
故に結局食べたのは7〜8個位か。一個辺りに換算すると何と高価な苺な事か。
しかしそれでも美味しさと、苺狩というイベント性と、子供の思い出と言う意味では良い企画。
(お金も島 夫妻が払ってくれてたりして・・・。本当に有難うございます。)
苺畑の隣には菜の花畑。小学生の時に授業で習ったフレーズが頭に浮かぶが
作者と曲名が思い出せない。あの頃習った数々の名曲、今の小学校でも教えているのだろうか?
案外、「ゆとり教育」の掛け声の下、音楽の授業は削減されてたりして。
父の友人で教師をしている人間は多々居るのだが、彼らはどういうゆとり教育をしているのだろう?
学生時代から教育について熱く語っていた彼(女)等、現場を知らぬ官僚の朝令暮改に振り回されながらも
理想の教育に向けて邁進してくれていれば良いが。(教員採用試験に通るのにあれだけ苦労したんだものねぇ。)
バックに見えるのは富士山。
先日テヘランに出張で行った際、ホテルの前にそびえていた高い山。オフィスの運転手が「富士山より高い
んですよ。」と教えてくれたがその時、富士山の標高ってどれ位だったっけ?と思い出せなかった。
そんな話を富士山がよく見える展望スポットに向かう車中でしてたら、意外や晴子が「3,776mよ。」とあっさり明言。
「富士山の様にミナナロウって覚えるのよ。」だとさ。はぁ、おみそれいたしやした。
富士山の麓には富士急ハイランド。2日目はこの遊園地訪問がツアー・コースに組み込まれていた。
でかい。香港辺りでちまちました規模の遊園地しか行ったこと無い石村家にとっては目から鱗状態だ。
呼び物のジェットコースターは未だ無理なので、機関車トーマスのコーナーへ。
女の子である茉莉も、勿論嶺もトーマスは大好きなのだ。我が屋寝室の壁にはトーマスとその友人達の顔が
書かれたポスターが貼られている程。まぁ、ロマンチックな寝室ですわ。
で、トーマス機関車に乗って、ちょいとしたコースを回る。二人とも大喜びである。
富士急ハイランドを去った後は、河口湖方面に車を走らせ、島家お勧めの喫茶店に。
イタリア料理や美味しいデザート・ケーキを楽しみ、さて東京へ。
車は終始、島の叔父さんが。お陰で酒も飲め無い、と言う事で全く申し訳ない、と思いながら
渋滞する高速道路で父は助手席に居ながら居眠りをしていたとさ。叔父さん、申し訳ありませんでした・・。
島家ご夫妻、どうも有難うございました。
車の無い我家は通うなドライブもろくに出来ませんが、近日値上がりした株を売却して
「これで好きな車かいな。」と言い出すと思います。それ程に楽しい旅行でした。
花粉症は辛いね。
田舎育ちの筆者だが、花粉症にかかっている。
鼻水が止まらず、しょっちゅうティッシュで鼻をかんでいるので皮が剥けそう。
目が痒くだけだと思いつつ目を擦るので瞼が痛み,目は赤い。
唯でさえ仕事でパソコンのモニターを凝視する時間が長く、しかも寝不足気味なのに
目は充血してウサギちゃんである。
先週一週間海外出張に出ていたので、この間は楽だった。否、楽といっても
エコノミー・シートで12時間移動したり、機中泊2回、とか他には色々きつい目には
会っているのだけど。地球の裏側に行っているときには時差が9時間有るので
こっちの朝9時が向こうの夜12時。「あ、day
trading出来るじゃないか。」と
気付いてしまい、寝不足なのにホテルに帰って来て又、ノートパソコンのモニターを
凝視すること2時間。何やってんだか。
9日ぶりに帰宅すると茉莉ちゃんはトイレでうんち出来るようになっていた。
「おお、父が居なくとも子は育つのだな。」と言うと、「私が育ててんじゃない。」と晴子。
そうそう、そうだった。4月から始まる幼稚園迄、もう少し頑張ってくれ、母ちゃん。
家の近所に焼き鳥屋がある。その名は「武ちゃん」。しょぼしょぼのお爺ちゃんが未だに
カウンターに立っているので多分彼の名前だろう。
家族が里帰りしているときに偶に寄る。会社帰りのサラリーマン、どうしてまっすぐ帰らずに
たった一人でカウンターで呑んでいるのかねぇ、と学生時代は思っていたけど
今正に自分が同じ立場に立とうとは。ま、そういう訳なのだよ、若者よ。
ここの焼き鳥、まぁ飛びぬけて美味しくも無いが、長原なので高くも無い。
一人ビール呑みながらゆっくりすると、時間もあっという間に経っちゃうのよ。
雑炊は結構いける。
先日、会社後輩の結婚式二次会に家族揃って参加した。やはりというかそう言えば思い出してみると、というか
まぁ、華やかな若者の集まりですわな。夫婦で1万5千円払いましたが殆んど食べること叶わず。
(まぁ、お金はお祝儀として。)
帰りに件の武ちゃんに寄る。大して綺麗な店でも無いので、二次会帰りの晴子の服は若干浮き気味。
奥の座敷なので気にせずとも良い。子供達も畳みの部屋で大喜び。
大して流行っていないので座敷に他の客はおらず子供達走っても迷惑にならず。
焼き鳥に加え、雑炊も頼む。「お子さん食べられるんでしたら、辛くない様にしますか?」と。
お願いして出てきた雑炊。そこそこ美味しかったが、今ひとつ。「あれ、可笑しいな。本当はもっと美味しいんだよ。」と
言い訳をする。何時もの美味しさは辛味が秘訣だったのか。
嶺、今は一畳マンがお気に入り。おかあさんと一緒で弘道お兄さんがやっているキャラクターらしい。
会社勤めの父はよく知らない。唯、子供の頃こういう戦闘マン・キャラクターの真似をよくやったもんだ、と
思い出す。それで棒とかで他人を引っ叩いたりして良く怒られていたのを思い出したので、嶺にはそういう事
させない様注意してみておこう。
やっぱり寒いね、日本の冬は。
何て言ってるうちに、早くも春一番が吹いたらしいんだけど、
相変わらず東京は寒い。田舎育ちで寒さには強いはずの父も
7年間、北回帰線近辺に住んでいる内に、毛穴も開いちゃったのか
全く動くのが億劫なのである。夫婦して応募している車が当たる懸賞からは
一つも当選の連絡は無く、届くのはJunk mailのみ。応募時に自分達の
mail address書かされてるからなぁ。
だからと言うか、車の無い我が家は週末も、果たして遠出することも無く
近辺を昼ご飯と買い物がてら出かける位で、ごろごろと暖房の効いた家で
ごろごろしているのである。昼ごはん食べて昼寝して、晩御飯食べてごろ寝して・・・・極楽である。
昨日、東京電力から請求書が来た。2万4千円・・・・・・・。高い。皆、こんなに払ってんだろうか?
最近、又バスケの練習に行ってるが、寒さの厳しい昨今、集まりは少ない。
男性10人弱、女性5人前後か。皆、やっぱり寒いと億劫だよね。
練習終えて食べに行くのは大概下北沢。劇団とかが有る街らしく、何かお洒落。
香港の頃は、練習後子供を連れて食べに行くこともあったけど、こっちでは難しい。
夜の終電に間に合う様時間を気にしながら飲んで帰宅するのだ。当然、皆もう寝てる。
さて、我が家、車は無いが自転車は有る。
先ず父さん愛用するは、未だ大阪勤務時代に購入したイタリア製MTB。グリーン色が
Trade markの愛車は香港まで持っていったが、香港では乗車することが禁止という事で
唯ひたすらに、アパートのお荷物扱い、晴子には危うく粗大ごみに出されそうになった、という
悲しい過去を持つ。「だって乗ってないじゃない!」晴子は何でもそうやって捨てていくのだ。
果たして帰国後、7年のブランクを経て漸く乗車の機会を得たビアンキ。
チューブとタイヤがカチカチになり、18段変則のギア・チェンジ・レバーは壊れ・・・・・
タイヤ等のサイズが特殊な為、近くの自転車屋にわざわざ部品取り寄せてもらい
付けたら何と部品代が1万6千円・・・・。オリンピックでだったら多分新車が買えまっせ・・・。
昨年のクリスマスに茉莉&嶺へ自転車がプレゼントされた。
こちらは件のオリンピックで購入した。ブリジストン製の真っ赤な自転車。9,000円也。
最近自転車って安いんだね。
父の少年時代の記憶では、子供用でも3〜4万円位していたような気がする。
中国から安い自転車が一杯輸入されているんだろう。
未だ補助車を付けて、後ろから我々が心配そうに着かず離れず一緒にいないと危なっかしそうだが
とっても楽しそう。早く一緒に自転車で遠出が出来るようになれば良いね。
現在、父さんのMTBに子供が乗れる座椅子を付けようか検討中。かなり格好悪くなるけど、
後、晴子が電気モーター付き自転車を購入して嶺を乗せれば親子4人で一寸遠出も出来る・・・と、
思ったら晴子は自転車乗れないんだった。とほほ。
てくてく歩いていける範囲で遊べるのは洗足池。
徒歩20分程度か。ブランコやジャングルジム、砂場とかがあり、多くの家族が遊びにきている。
成るほど、こういう所で公園デビュー等がなされるのだな。
家の近くに在れば良いんだけど、晴子二人で中原街道を横切って子供二人連れて来るのは
一寸難しそうだな。
4月より幼稚園も始まるし、それまでは寒いし今の生活で我慢してもらおう。
しかし、金網に囲まれた砂場っていうのも、何か奇異に写るなぁ。
大晦日は全国的に雪。沖縄はどうだったか知らないけど・・・。
大晦日、芦屋の義父母が大事にしている車をお借りして川之江に帰省した。
思えば正月は何時も香港だったので、此れが始めて川之江で迎える正月である。
生憎、当日は冷え込みが進み、芦屋は雨であるものの明石大橋を渡り出す頃には
雪に変わってきた。以前、風が強くて明石大橋を渡る事が出来ず往生した事が有ったが
何とか通行止めになってなくて良かった。通常、帰省ルートは
芦屋 ---> 阪神高速 ----> 中国自動車道
----> 明石大橋 ---> 淡路大橋 --->
徳島
---> 徳島自動車道 ----> 池田IC ---> 川之江
で、何と3時間程度で辿り付く事が出来るのだが(便利になったもんだ)、生憎淡路大橋を渡り終えた
時点で徳島自動車通行止めが判明(山間部を走る片側一車線の乏しい高速道路)、一寸遠回りだが
未だ通行止めになっていない高松自動車道を通って帰ることとする。が、10キロ走った頃に渋滞発生。
こちらも途中から通行止めになり、引田ICで下りる羽目に。しかし小さなI.C(インターチェンジ)なので
出口の信号渋滞が有るらしく、渋滞から出るまでに1時間近く所要。
実は当日、久し振りに帰省するという事で兄弟連中がレストランを予約して待ってくれているのだが、
大幅遅刻免れそうに無い。「先に始めててください。」と途中電話を入れる。
さて、引田なんぞという土地勘無い場所で下りて困るものの、義父母の大事にしている高級車は
カー・ナビ付き。こりゃ、えらい便利ですわ。通行止めの状況等が逐次更新されて、その都度早く行ける
道順を案内してくれる。先ず、高松まで行けばそこから川之江までは高速道路通じているらしい。
えっちらおっちら下道を走り、漸く高松西ICに着いたが・・・・通行止めぢゃないか!
むむ、必ずしも最新情報が反映するわけでもなさそうだ。
已む無し、ひたすら下道(国道)を走って西へ向かう・・・が、コレマタ幹線道路は渋滞。全然進まない。
レストランで痺れを切らしている家族を頭に浮かべながら、横道へ逸れる。こちらは最新機械カーナビ君が
着いている。きっと大丈夫・・・な筈・・・だと思う。
綾歌郡ーーー>琴平、と山を抜けて走るコース。途中でNew REOMA worldという看板発見!
その昔10年以上前に、レオマ・ワールドに行ったねぇ、晴子と懐かしい話に盛り上がる。
潰れちゃったと聞いたけど、又復活したのか。一度行って見たいものだ。昔のイメージはディズニーランドを
5倍せこくした感じ。でも茉莉や嶺程度の子供なら十分だ。第一余り並ばなくて良いし。
雪はどんどん深くなってくる。その筈、高度はどんどん高くなるのだから。
財田川事件の財田を抜けると。一際高くなる猪鼻峠へ。チェーン用意せよ、との電光表示が出ているが
当然の事ながらチェーンなんぞ積んでいる訳も無い。但し峠を下りて来た対向車線の車もチェーン装着車は
2台に1台。多分大丈夫だろう、と信じて進んでいく。雪は段々深くなってくるが、自動車の走る道路にはさして
降り積もってはいない。未だ大丈夫。しかし一行、慎重過ぎるほどのノロノロ運転(時速15キロ位か)で渋滞が
酷い。時もう既に3時。当然の事ながら我々の到着を1時より待っていた父の父母兄弟は、主役の居ぬまま
何時もと大して変わらぬ顔ぶれでおご馳走をもそもそと食べたんだとさ。
むう、何でこんな日に大雪になるの?
ホウホウの体で川之江に着いたのは4時過ぎ。朝9時に芦屋を出てから7時間が経っていたそうな。空腹感も
通り過ぎましたぜよ。で、ここで前日、川之江用にわざわざ購入したいた美味しいことで有名なお菓子一式を
車に積んでいないことに気付く。あちゃ〜。その晩、泊まる兄貴の家に手ぶらじゃこりゃ格好付かん。
仕方ない、一寸俺は買い物行くぞ、と勇んで出たは良いが、降る雪は益々厳しくなっており、そろりそろり走らせて
いた父の車、橋から国道に出る際、交差する車をやり過ごして出ようとした所、タイヤ空回り、前に進まなくなって
しまった。やばい!気は焦れどもどうにも行かない。今は後続車が来て無いけれど、早晩詰まっちゃう。
押しても駄目なら引いてみな。そろりそろりとバックだ。一寸戻って勢いつけて前に出ようとするが、又突っかえる。
上手くいかんなぁ、と思ってもがいている内に車ががずるずると後ろに交代。やばい!と思ったが停まった?
恐る恐る車を降りて見て見たら・・・・・バンパー、ガードレールにくっ付いてます。
衝撃無かったからダメージは無かろうけど・・・と希望的観測をしながら、兄に携帯電話でSOS。
引っ張りだして貰う。と思ったが、肝心の出ようとする国道で車が右往左往。皆、同じような状況。
仕方ないので、一度停まってタイヤ空回りしている車を片っ端から押して上げる。タイヤが空回りして
後ろで押してあげる我々に雪水がもろに掛かる。何でこんな目に逢うの?周りのオッちゃんたちも手伝う。
田舎の人たちって優しいよねぇ。
こうして5〜6台の車を救出してから漸く、我が車の出るスペースが出来た。兄の車にロープで引っ張り出して
もらい、何とか脱出出来たのであった。手土産買出しは諦め、家に戻り、後ろバンパーをチェックする。
ガードレールのボルトが擦れたのだろうか、其処にはまざまざと引っかき傷が・・・。
お義父さん、お義母さん、申し訳ありませんでした。ごめんなさい。
ああ、なんて年末だ、と嘆く父さんを余所に子供達は始めて見る雪にエキサイティングだ。
雪合戦する、雪だるまつくろう、と外に出たがる。子供は風の子、と子供頃は言われて得意だった
父さんも、今は香港の生活ですっかり寒がりになってしまい外に出るのは億劫なのだよ。
でも子供の喜ぶ顔はみたい、と仕方なく相手をする。雪合戦で雪玉をぶつけると茉莉が泣き出したので
雪だるまを作ってあげる。因みに手袋が無かったので素手で作った。日頃事務所仕事しかしていない父さんの
柔な手は霜焼けになりそうな位悴んで辛かったが、そこら辺の笹の葉とサルビアの花を使ってチッチャな
Snowmanの出来上がり。良い思い出になったかな?
よく見ると子供達は手袋をしている。父さんも中国の北の方を回るのに手袋が欲しい。
よし、明日ユニクロに買いに行こう!
Merry X'mas in 岡田邸
クリスマスの事と言ってももう今日は既に1月15日。Uploadの遅さが辛い。
1月15日と言えば、川之江のおばあちゃんの誕生日。
今日北京から帰国する時、中国の出国審査で思い出した。一寸前までは
成人の日だったので覚えやすかったのだが・・・。
帰宅後電話した。寒いので別に何をしていた訳でもないようだが、炬燵に入って
テレビをみてたとさ。今日で75歳。身体は丈夫なほうではないが、粗食なので
長生きしそう、否、してもらわねばならぬ。未だ未だ親孝行出来て無いし。
とにかくおふくろさん、誕生日おめでとうございます。
で、クリスマス、香港時代の友人である岡田君の家に合同クリスマス・パーティーと称して
お邪魔する。我が家から電車を何本か乗り換え、一時間掛けて到着した家は
何というか、お洒落で文明の利器に囲まれた素敵な家であった。
旦那の年は同じ、業界同じ、帰国時も殆んど同じ、子供の数も同じなのだが・・・
(お洒落な点)
マカオ辺りで買い付けたと思しき、中国骨董風の家具。
これまた香港で買い揃えたと思われるお洒落なカップや食器類を収納するちょいと高そうな食器棚。
シャンパンのつまみで出てきたのは何とフォアグラ
(文明の利器)
大きな薄型テレビ=PDP
流行のHD−DVDレコーダー
新車がもうすぐ納車。
因みに我が家の家具はIKEAもどきの、モーダ・エン・カーサ
食器棚もモーダ・エン・カーサで父が週末、金槌とドライバーで2時間掛かって組立てた。
我が家の酒のつまみは、父の取引先より貰った海苔の切れ端部分か。
テレビはアテネ・オリンピックが終われば安くなるだろう、と今更ながらのブラウン管テレビ。
当然のことながら安くなった今も薄型TVに買い換えてはいない。
ビデオはディスカウント・スーパーで購入したVHSデッキ+再生DVD一体型プレーヤー。何と1万5千円。安い。
オリンピックが終われば安くなるだろうと、購入先延ばしにしているHD−DVD録画機、購入の予定すら無し。
自家用車とっても欲しいけど、駐車場代高いので・・・・・・・ポルシェそういや懸賞未だ当たらないなぁ・・・
ま、晴子のへそくり運用株式を利益確定すれば、利益の30%が父のものになる約束なので
それで一寸考えるとするか。
で、以下はクリスマス・ケーキの蝋燭に子供達が喜んでいるところ。子供達が見上げているのは
多分上品な岡田夫人の御尊顔であろう。
いや、本当にご馳走になった。有り難や。
又もや、Disney
又もや、Disney Landである。今度は父も行った。
会社の社員向け福利の一環で行事があり、参加費用が大人3,500円という。
まともに買うより1,000円くらい安い。先日茉莉が大喜びだった事も聞いており
日頃家族不幸をしている父としてはここで挽回だ、と申し込んだ。
当日は日曜日、9時開場に備え、何と7時15分に家を出る。
インターネットで調査尽くしている晴子は、この時間でこの路線で向かうのが
一番効率的なのよ、と準備に余念が無い。
会社に出社するより早い。とほほ・・・。
劃して8時半前に到着・・・・・・既に開場前の入場口の前には黒山の人だかりが。
入る前から此れかよ・・・・。父思わず眩暈がする。(身体はでかいが、父はデリケートなのだ。)
さて、9時入場門前に並んだ行列は中々進まない。牛歩とは正にこれだな。
3歳半の茉莉と2歳の嶺がジッとしていられる訳も無く、あちこち走り回るので
目を話せられないこちらは既に疲労。15分後、漸く入場達成。此れは先が思いやられる。
10時から会社のイベントが有るのだが、それまでに朝食と、ポップコーンを買わなきゃ
凄い行列になるのよ、とシタリ顔で言う晴子に引き回され、あちこち歩き回っている間に
10時過ぎ。一寸遅れでイベント会場に入場。
すぐさまLucky Drawが始まるが、それはチケット半券がくじ代わり。
遅れて入った我々のチケットは、そのくじ引き箱に入っているわけも無く、一気に興味
失われる。「貴方がぐずぐずするからよ。」何故か父が悪者になっている。
さて、何時迄待っても自分が当選するわけも無いイベントを何故か最後まで見終わり、
パビリオンに向かうが・・・・・・・・何処も行列ばかり。1時間待ちは当たり前よ、とこれまた
晴子がシタリ顔で言うが、日頃座り仕事で運動不足の父は、慣れていない直射日光を
受けながら早くもお疲れモードである。取り敢えず一番行列が短い「カリブの盗賊」みたいな
パビリオンに並ぶ、中々好調に列は進む。良いぞ!・・・・・と思っていたが、何と屋外に
はみ出ている行列の5倍くらいの長さが屋内で迷路みたいな通路になって続いている。
「騙された・・・。」と思っては見ても後の祭り。結局、45分並んでマネキンが並ぶ川を
ボートで移動する、という、四国のレオマワールドにも有ったような定番。乗船時間は10分程か。
もうこれで今日は良し、と父は納得しようとするが、晴子と子供達は無論それでは納得せず。
父、安易に千葉県くんだりまで貴重な休みに来た事を早くも後悔。
その後、ディズニー・パレードを見るために、冷え込むアスファルト道路に陣取ること30分。
子供もこれで我慢する、という事を覚えるだろう。あ、そうかそういう躾効果も有ったのか。
昼食も一番行列が短いところを選ぶと言う消極的な選択。
中国人の集団が受付の女の子を取り囲み、一人頭幾ら位掛かるんだ?何がメニューにあるんだ?
と質問攻めをするが、意味など判らないまま、笑顔を絶やさない。流石プロだ。
ディズニーの人たちは皆、本当に愛想が良い。サービスも何か不自然さが、あんまり無い。
ソフトがしっかりしてるんだろう。
昼ごはん食べて午後2時。「早く帰ろうよぉ。」「未だ未だ。」
どっちが親でどっちが子供なのか判らない様な会話だが、無論早く帰ろうよ、と駄々をこねているのは
父である。お父ちゃんは疲れて居るのだよ。
父「好きなものは一度に多く食べ過ぎたら駄目なんだよ。お父さんも昔は海老が大好きだった。
でも海老を食べ過ぎて食中毒になってからは嫌いになっちゃった。ディズニーも余り最初から
遊びすぎたら嫌いになっちゃうよ。」と強引な論法で午後3時、脱出の説得に成功。
電車の中は温かい。座ってたら、溜まった疲れがどっと出たのか茉莉は爆睡。
電車の座席で横になる横暴振りである。向こうで白い服を着たおばちゃんが眉をひそめている・・・・
と思ったら晴子だった。
さて、電車の中のマナーというか状態、日本は思っていた以上に荒んでいますな。
携帯電話が掛かってきて所在無さそうに小声で話すおじさん、それを鬼の首取ったみたいに
注意するおばさん。もっと大らかになってくださいよ、皆さん。
ま、最低限のマナーは守らないといけませんけどね。
茉莉、席で寝るときは靴を脱げ。(そういう問題じゃないって。)
七五三 in 洗足教会
「パパ、七五三やらないとね。」ママが言う。「ああ、そうだな。」と生返事をするものの
父は七五三の意味を知らなかった。何か子供が七三分けとか女の子が着物を着た
馬子にも衣装、という行事みたいな意味しか思い浮かばない。
「11月14日だからね。」「判った判った。」取り敢えず父は生返事だった。
父の仕事は帰国以来忙しい。
香港に居たときは出張と言えど基本的には中国華南地方。朝早く香港を出て夜遅く帰ってくると
いう日帰り出張だった。帰国して父の担当地域は中国・香港・台湾。結局中国語圏である。
しかし成田空港へのアクセスの悪さ、国際便で移動するとほぼ一日潰れてしまう状況下、
日帰り出張が無理なのはおろか、一回出発すれば少なくとも4日は帰って来れない。
結構不便だ。そんな海外出張が結構多いのだ。11月既に3回・・・。
台湾出張に行き成田空港迄戻って来た際、同行していた取引先次長が言った。
「明日、うち七五三に行かなきゃならないんだよね。」
「あ、うちもですよ。明日娘を連れて行くんですよ。」
ここで父は思った。「やばい、七五三の意味知らない。話題を変えねば。」
帰宅後、父は直ぐにGoogleで「七五三とは」と検索した。成るほどそういう意味だったのか。
日本の基本的な風習、きちんと知っとかなあきませんな。
さて、翌日晴子は日曜日だと言うのに7時に起き8時には予約している美容院に茉莉を
連れて行った。こりゃ、結構気合が入っている。
1時間後、ヘヤー・スプレー等できっちり髪を上げた茉莉帰宅。
義母、晴子の2代に掛け着継いできた晴れ着を着る。茉莉やたら得意気。
ナルシストの素質十分。
先日、入園試験を終え来春から通園することが決まっているS幼稚園の母体(?)
洗足教会にて七五三をしてもらう。牧師様は園長も兼ねており、茉莉は信者だから
試験に合格したとか言う見方も有り。何にせよ受かってよかった。此処に入れなかったら
電車に乗って通わねばならない様な保育所でも探さないといけない所だった。
(白百合幼稚園、我が家から徒歩5分。便利。)
で、教会でのお祈り、一人一人牧師さんにお祈りしてもらい、蝋燭と千歳飴のような
ものを頂く。当初、教会内なので撮影を遠慮していたが周りにはビデオカメラや
写真を用意した他家の家族一族郎党がフラッシュをバシバシ炊きながら撮影初め
別に皆平気そうなので我が家も写す。
ハロウィーン・パーティー in 長原英会話学校
英才教育を目指す晴子、英会話学校に通わすという計画を持っていたが
帰国後収入が2/3になってしまった我が家としては鐘が無尽蔵にあるわけではない。
目減りした収入は、晴子のへそくり株式投資運用と節約生活しか無いのだ。
という事で英会話学校は却下・・・・の筈、多分。
でもハロウィーン・パーティーはそこの生徒でなくても参加できるという事で
勝手に申し込んでいた。流石晴子。その厚かましさ、香港仕込みだな。
嶺の衣装、茉莉のお下がりカボチャ君である。でも日本ではハロウィーンの習慣余り
無いのでこんな衣装でも大うけである。
普通のジャージで着ている坊主頭君がごろごろ居る中では十分目立って、人気者だったよ。
衣装は流石にもう小さく下半身がちんちくりんなので、この衣装は希望者に無料で
料金着払いで譲ることとする。
我が家の子供に来年着させてあげたいわ、と思われた方は上の父、或いは母の部分を
クリックしてメールを頂き度い。当然のことながら先着1名。
あ、茉莉の誕生日パーティーに作ったドレス、今回又着させて参加させたが
こちらももう直小さくなる。欲しい方は晴子宛に同じく連絡下さい。
Disney Land
香港時代の晴子の妊婦友達が日本に来るという事で、東京Disney
landヘ行った。
父と嶺は男二人で上池台の留守を預かった。おっぱいの出ない父は嶺がむずかりだしたら
和室に閉じ込めて、自分はパソコンでもつついていようと思っていたが、散歩がてら遠くまで
一緒に歩いてたら疲れたらしく、昼ごはんのワンタンメン食べたら上手い具合に眠ってくれた。
その晩帰ってきた茉莉。余程楽しかったらしい。大興奮だ。人魚姫やミニーマウスや色んな
アイドルに会ったらしい。思えば父が行ったのは10何年前の事か。大人でもそこそこ楽しめた
ディズニーランド、子供の心をがっちり掴むのはお手の物らしい。
劃して大人一人5,500円かかるディズニー・ランドに次はパパも一緒に行きましょうと誘われるのである。
パビリオンで1〜2時間も待つなんて、日頃時間に追い立てられているパパには我慢ならんのぢゃ。
許せ娘よ。金が惜しいわけではない、多分。
10月20日、嶺2歳になる。
という事は、今後飛行機に乗る際は、有料になると言う事だ。
帰国が決まり次第、我が社ではJAL Cardに加入、日本で家財道具を買いそろえる際は
現金払いのOlympicで買う意外は全てcard支払い、100万円近く払った月もあったものの
これで早々にマイレージが溜まり、来年の3月には香港へ行くのよ、と晴子は言っているが
茉莉&嶺の分まで負担できるほど、果たしてポイントが溜まるのだろうか?
先日気付いたが、香港に居るときせっせと溜めてたCathey Pacificのマイレージ、今は
JALと提携を解消しちゃったんだそうな・・・。HSBC
cardのpoint、全てCatheyのマイレージに
変換してたのに・・・・。又、やり直しだ。
さて、嶺の誕生日、これが香港でなら適当に仕事を都合付けて早く退社してどこかでお祝いする所だが
本店では父は新入り、「自分用事あるんでお先に失礼!」
と帰るわけにも行かぬ。早く自分の責任範囲を明確に出来る様、仕事Catch
upしないと。
で、当日10月20日、台風23号直撃。部長より17時には急ぎの仕事無いもの早く退社すべし、との指示が出た。
19時には会社を出て、20時前帰宅・・・・・・・当然夜食は終わっていた。
一人もそもそと今日の為のおご馳走、すき焼きを食べ、晴子手作りのBirthday
cakeを皆で食べる。
一六タルトみたいなケーキに蝋燭2本立て、一息で消す・・・が、一本が中々消えないので、優しい父は
判らぬ様、鼻息で消してやったら、嶺怒り出したので、やり直しをした。ケーキの味、中々旨かった。
再開。
8月21日に帰国して早くも1ヵ月半。
引越し荷物は漸く片付き、一から買い揃えた家財道具、家電用品も揃い
後、足りないのは自家用車のみ。こちらは早速ポルシェが当たるという懸賞
三種類に応募しているのだが、果たして当選する見込みは当然のことながら無い。
新居は大田区上池台と言い、まぁ東京の良き下町と言った風情。
東急池上線長原駅から我が家までの300メートルほどの間に、豆腐屋が三軒
美容院が3件、クリーニング屋が3軒、魚屋が2件、コンビニが2件。
かと言って高層マンションも無いこの地域でよく商売が成り立つものだ。
近辺の紹介はおいおい行うとして、我が家の様子を。
父は相変わらず帰りが遅い。
茉莉が入ろうと思っていた我が家から徒歩3分の所にある幼稚園の託児クラスは
某芸能人の娘が入園したらしく突然競争力が上がったらしく、残念ながらwaiting
listの
席が空きそうに無い。
仕方なく親子3人、日がな家の中で過ごすことが多いそうな。
偶の週末は父と共に親子4人で精精出かけても自由が丘。
しかし日本の駅はエスカレーターの無い所が多く、幼子をベビーカーで二人連れて出歩く
晴子には過酷。父が居ても一寸きつい。
早く懸賞でポルシェが当たらないと、ノイローゼになっちゃう、と思ったがよく考えたら
ポルシェは二人乗りだった。
同じポルシェでも4人乗りのカイエンでなければならない。
JRAの懸賞で丁度そういうのが当たった。
自称あげまんの晴子の運を借りて、果たしてカイエンは当たるか?乞うご期待!
下はご近所さんの島家ご夫婦を我が家にお呼びした時のもの。皆、元気である。
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お父さんが参加していた香港日本人バスケットボール倶楽部のホームページ。
当ホームページの運営は帰国時に小町さんに引き継ぎましたが。